怒らない方法

怒りが渦巻く現代社会です。
学校ではグループ同士の派閥が生じ、主婦同士では気に入らない人がいればあからさまな嫌がらせをしたり、会社ではパワーハラスメントが蔓延しています。
匿名掲示板では、「死ね」という悲しき言葉が怒号とともに飛び、現実社会ではありえないほどの諍いが生じます。
日本人は文化的な影響で、昔から本音と建前を使い分ける性格を成している方が多いと言われます。
しかしここまで「表裏」が違い過ぎる社会に共存しようとすると、知らぬ間にストレスが溜まり、また怒りの感情が渦巻く負のスパイラルに陥るはずです。
「むかついたから刺した」
という悲しい事件が当たり前にならないよう、我々は意識改革が必要な時代といえます。
小さなことからでもよいので、まず怒りをエスカレートしないように訓練してみてはいかがでしょうか。
朝、車で通勤していたとします。あなたが直進していると、左の小道からこちらの進行も確認せずに左折してきた車両がいたとします。
通勤時は気が立っている方も多いでしょうから、腹が立つことも多いでしょう。
しかし、そこで怒りを前方の車両に抱いて、はたしてその後、納得がいったり幸せな気持ちになれるでしょうか。
満員電車で駆け込み乗車をされ、ドアの手前にいたらどう感じるでしょうか。
そこで怒りを鎮めようと気を遣い過ぎると、余計に脈拍が上がったり、心拍数が上がったりと逆効果になる恐れもあります。
そこで一度、「自分の呼吸に意識を置く」ことを意識されてはいかがでしょうか。
怒っているときは心臓も高鳴り、呼吸もやや早くなります。それを自覚するだけでいいのです。気づけば、呼吸も落ち着いてくるはずです。
この原理は、「瞑想」することを簡易化したものと考えてくだされば分かりやすいかもしれません。
「ムッ」としたら、呼吸に意識を置いてみてください。
少しでも笑顔が多い社会に共存した方が、自分自身が幸せになる可能性が高いと考えています。