営業ツールの購入が原因で破産した体験談。

僕の最大の失敗が、入社2年目に多額の借金をしてしまった事です。
仕事は投資不動産の営業職なのですが、2年目に入って営業成績が低下しつつある事に焦りを感じていました。
売れなくなった営業マンの末路を考えると恐ろしかったのです。

考えた私は信用を勝ち取る為に必要と思い込み、高級腕時計にトムフォードのスーツ一式をいくつか、更にプラダのビジネスバッグを購入しました。
合計200万円になります。
金利の高い消費者金融から融資を受けたのですが、売れさえすればこの程度の金額軽く返せるのがこの業界です。
私は賭けにでていました。

ですが、身なりを一新しても効果はなく、借金が返せなくなりました。
更に仕事で売れない私は連日パワハラに合い始め、結局追い出される形で自己都合退職しました。
残ったのは無職の自分と、利息を含めて210万に膨れ上がった借金です。

もう基に戻れないと悟った私は、破産を決断しました。
仕事の性質上自己破産に詳しい弁護士は知っていました。
破産手続きはその知り合いに電話で依頼して行いました。


弁護士に相談した場合、いくつかのヒアリングが行われるだけでほとんどの手続きは法律事務所がやってくれます。
自分が行う作業は陳述書という、破産を申請する経歴や業務歴、借金の理由などを記入するものに記述するだけです。
指定のフォーマットがありますし、弁護士に相談すれば教えてくれるので迷う事はほとんどありません。

私は、それまで使っていたスーツやバッグは全て売却し、返済に充てる事で誠意をアピールしました。
その結果無事免責され、再スタートを切る事ができました。
以前は自己破産する投資失敗者たちを見て見下ろすような気分でしたが、まさか自分が同じ立場になるとは思ってもいなかったです。

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